ロードコントロール

最高のバトンタッチで飛行機のバランスをコントロールする要

ロードコントロールとは、主にお客さまのお手荷物や貨物などの搭載位置を調整し、飛行機の重量や重心位置を、飛行機が安全に飛べる範囲にコントロールする仕事です。

羽田空港国内線・国際線

<ロードコントロール業務とは>
飛行機は重心位置・重量が規程値以内でなければ安全に飛ばすことができません。
例えば重心位置が後ろすぎると尻もちをついたり、操縦桿で引き起こしができなくなったりします。
滑走路の長さに合わせた重量に収めなければ、離着陸することができません。
その重要性ゆえ、機長は重量や重心位置を出発前に確認しなければ、飛行機を出発させてはならないと航空法で定められています。ロードコントロール業務では、重心位置や重量が規定値内に収まるように、航空機の客室床下にある貨物室に搭載する、貨物やお客さまの手荷物の搭載位置・搭載量を決め、最終的な重心位置、重量を機長に通知する業務を行っています。

<飛行機への搭載効率とWeight & Balance(W/B)>
搭載物の配置は、お客さまの人数や座席の配置状況・手荷物の個数、貨物の大きさや重量などを考慮しながら決めていきます。その他にも、危険品・動物などは搭載位置が限定されるので、さまざまな細かい規定を守りながら、搭載指示書を作成しなければなりません。
飛行機は適正な重心位置で飛行すると安定した操縦ができ、燃料効率も良くなって、それはエコ活動に繋がります。
また、決められた時間内に全ての搭載物が搭載できるように、搭載効率も考慮しています。
こうして作成した搭載指示書(ロードプラン)をもとに搭載担当者は搭載を完了し、最終的なお客さまの人数・座席・手荷物の個数・貨物の重量などをもとに計算した飛行機の総重量、重心位置(Weight & Balance)を出発前に機長へ通知します。

<担当していく業務領域>
JALの国内線・国際線の他にJALが受託している外国の航空会社のロードコントロール業務も行っています。航空会社によって規定が異なることはもちろん、独自の資格制度を設定している航空会社もあり、その資格がないと業務に就けないため、勉強を重ね、資格取得を目指します。
就ける業務が広がると、その分責任感、緊張感がありますが、それ以上に仕事の幅が広がり、充実感や仕事のやりがいを感じられます。

インタビュー

西川 智代 (Tomoyo Nishikawa)
メインベースコース 2009年入社
JALスカイ 羽田事業所第1部
ステーションオペレーショングループ所属

<お客さまの空の旅を想い、支えているもの>

ステーションオペレーション部門のロードコントロール業務は、飛行機の安全運航に大きく関わる業務ですが、常に正しい判断ができるよう、限られた時間の中でさまざまなセクションと調整を行っています。
天候の悪い日など運航環境が厳しい状況の時もありますが、より一層の使命感を持ち、安全運航を第一に、仲間と協力して全ての便を送り出せたときには、「ほっ」とすると共に、やりがいと誇りを感じられます。

表舞台には立つことのない業務ですが、お客さまの空の旅が、快適なものとなるよう、少しでも早く出発できるよう、機長が安心して操縦できるよう、想いをこめて仕事をしています。

現在、羽田空港では羽田発着便だけでなく国内の他空港発、海外空港発の一部の便もハンドリングしています。

大変な時もありますが、優しく頼れる仲間と共に毎日さまざまな経験をし、世界を肌で感じながら働くことのできる環境に感謝しながら、これからも安全運航の堅持、サービス向上に努めていきたいと思います。