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総合職座談会

年次もキャリアも異なる4人の先輩に、なぜ総合職を選んだのか、
総合職の仕事内容ややりがい、入社前に抱いていたイメージとのギャップなど、
総合職のリアルを本音で語っていただきました。

MEMBER

塚田 Tsukada

羽田事業所空港オペレーション
ステーションオペレーション
2017年入社
文学部卒

羽田空港の国内線旅客サービス業務、空港オペレーション業務部を経て、2022年より、ステーションオペレーション業務で勤務。駐機場の調整や運航管理補助、運航乗務員支援、外航受託便のオペレーションなどに携わる。

中根 Nakane

羽田事業所空港オペレーション
旅客サービス 国際部
2008年入社
文学部卒

成田空港国際線旅客サービス業務、羽田空港運航管理補助業務、シンガポール支店などを経て、2023年より、羽田空港国際線旅客サービス部門で自社および外航受託業務、接遇業務、発着工程管理などを担当する。

鳥谷部 Toyabe

日本航空(株)成田空港支店
2019年入社
外国語学部卒

成田空港ステーションオペレーション業務、成田事業所総務部、成田空港旅客サービス業務を経て、2023年、日本航空成田空港支店総務部に出向。成田地区におけるJALグループの窓口として地域渉外を担当する。

奥田 Okuda

羽田事業所総務部人財グループ
2013年入社
外国語学部卒

羽田空港国内線旅客サービス業務を経験した後、日本航空空港本部へ出向し、国内空港のサポートや制度策定などを担当。2022年JALスカイ羽田事業所総務部人財グループに帰任し、安全衛生や健康経営、女性の活躍推進に関する制度・環境づくりに携わる。

※所属部署は取材当時のものです。

#01

総合職を知った経緯と入社動機を教えてください

中根
空港の雰囲気が好きだったことと、世界を舞台に活躍できる企業であることから当社に興味を持ち、採用ホームページで総合職の存在を知りました。もともと知らない場所に身を置きたいという好奇心が強く、総合職であれば、異動や転勤など、さまざまな環境の変化を通して多くのことを経験できると思い、選考に進みました。
塚田
私もホームページを見て総合職の採用があることを知りました。当社の総合職は、旅客サービス業務、ステーションオペレーション業務の両方で経験を積むだけでなく、グループ会社への出向等を通して、羽田・成田以外の国内空港や海外空港、その他の部門の仕事に携わることもできます。そうした空港に関する業務を幅広く経験できることに最も魅力を感じました。
鳥谷部
学生時代、JALの役員の方から経営破綻したときの話を聞く機会がありました。厳しい状況ではあったものの、JALフィロソフィのもと、社員がどう考え、どう行動したかというJAL再生の裏側を聞き、感銘を受けたことがJALグループに興味を持った最初のきっかけです。そして、3年生のとき、当社のインターンシップに参加。そこでグランドスタッフの業務領域の広さを知り、自分もぜひ挑戦してみたいと思いました。
奥田
留学していた経験から空港に関わる仕事を探していた中でJALスカイと出合い、会社説明会で総合職の採用があることを知りました。自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、まだ具体的に固まっていなかったということもあり、中根さんや塚田さんも言われた通り、さまざまな経験ができる総合職ということに魅力を感じて入社を決めました。

#02

総合職だからこそ感じる仕事の魅力や面白さを教えてください

奥田
やはり空港運営の中核となるさまざまな部署で、多様な経験ができることは面白いですね。空港に関わる業務は空港以外にもたくさんあって、それぞれの観点からより良い空港サービスの構築に関わっていけることに今はやりがいを感じています。
鳥谷部
奥田さんが言う通り、多様な業務経験を早い段階で積むことができますし、JALグループ各社への出向も多いので、自社の社員だけでなく、グループ会社の社員と広くつながっていけることも魅力の一つだと思います。私は今、地元のお祭りやイベントへの参画など、地域事業の企画・調整を行っているのですが、地域の方々から声をかけていただくこともよくあって、会社の垣根を超えてつながりが広がっていることも感じます。
中根
私も、組織の枠を超えて人とのつながりを作っていけるところが総合職の醍醐味だと思います。困ったときにそのつながりを生かしてアイデアをもらったりすることもありますし、組織の中にいると狭まりやすい考え方を広げることができます。異動や出向を通して空港以外での仕事を経験したり、自分とは異なる考えを持つ人たちと関係性を深めることによって、自分の会社を客観的に捉えられるようになって、足りない部分や誇れる部分がわかるようになるのも面白いですね。
塚田
私は入社からずっと羽田勤務なのですが、旅客サービスから空港業務部、ステーションオペレーション業務と、さまざまな部門を経験したことで、空港オペレーションの仕事全体を自らの体験をもって理解することができました。いろいろな部門で仕事をすることで人脈が広がり、他部門にも他社にも「一緒に仕事をしたことがある人」が増えていくので、コミュニケーションも取りやすくなりますし、業務の調整もスムーズに行えます。

#03

入社後にギャップを感じたことはありますか?

塚田
旅客サービス業務はとにかく「走り回る」というイメージがありました。それについてはイメージ通りで、実際、旅客サービス業務のスタッフは1日中空港内を動き回ります。その上、シフト勤務ということもあって、想像していた以上に体力が必要で、体調管理が大変でした。
鳥谷部
体調管理のコツやそのために心がけていることはありますか?
塚田
早番から遅番とか、休日から早番とか、勤務シフトが切り替わるときが特に肝心なんですが、変なタイミングで寝ないことですね。あとは運動することでしょうか。
鳥谷部
時差ボケ対策と似ていますね。私が入社してから感じたギャップは、思っていた以上に業務領域が広かったことです。2021年から1年間、成田空港のステーションオペレーション業務と総務部を兼務していたのですが、コロナ禍ということもあって、稼働率が低下した航空機を使った周遊チャーターフライトの企画・調整や、他企業に出向したスタッフの契約の調整なども行っていましたから。
奥田
私も鳥谷部さんと同じで業務の幅が広いと感じましたね。入社前は旅客ハンドリングやステーションオペレーションを経験し、空港現場に近い部署でステップを踏んでいくというイメージを持っていましたが、実際は今の私のように空港から離れた部署で経験を積むことも多いんです。
中根
私は飛行機1便を出発させるまでの工程の多さに驚きました。私たちの仕事はお客さまの安全に直結しており、そのプレッシャーや責任感も想像を超えるものでした。特に国際線は出入国管理の観点から安全や保安に関わる確認事項が多く、時間に追われる中で判断・決断を迫られる場面はひりつくような緊張感でいっぱいです。

#04

一般職と比較して「JALスカイの総合職ならでは」だと思うことは何ですか?

中根
一般職と比べて異動が早いため、環境に慣れなければならない回数が多く、その点は苦労するかもしれません。年齢や経験をどれだけ重ねても、人を覚え、業務を覚える地道な努力が必要です。どの部署もそうだと思いますが、とにかく略語が多いので、周りが何を言っているのかわからず、初日から躓くことも結構あるんですよ。ただ、「わからない」という気持ちが分かるので、新入社員など、若い人の想いは理解できると思います。
塚田
総合職は、羽田空港と成田空港だけでなく、地方空港や海外空港、JAL本社やグループ会社への出向など、部署異動が多く、転居を伴う転勤もあります。異動をするたびに「その部署で一番経験が浅い人」になるわけですから、学ばなければならないこともその都度たくさん出てくるし、新しい環境に順応する力が求められます。
鳥谷部
さまざまな業務経験を早くから積むことができるので、自分の適性なども比較的早く知ることができます。私は入社前からステーションオペレーション業務に憧れていて、そこを極めたいという気持ちもあったのですが、実際に経験してみると、それよりも人と対面で深く接する業務の方が自分は向いていると感じたことも。自分の中で課題を見つけつつ、強みを活かしていくことは大切ですよね。
奥田
お客さまとお話しし、良い接客をすることが最高のサービスを提供するというイメージでしたが、早い段階でお客さまに見えないところでさまざまなコントロールを行うデスク業務に入るようになって、スムーズにご搭乗いただけるように采配を振ったり、人を配置したりする業務も最高のサービスの提供に繋がっているんだと感じました。こうしたことに早く気づけたのも、空港に関わる業務を中心に幅広い経験を積める総合職ならではだと思います。

#05

入社からこれまでの間でご自身がどう成長し、どんな力が身についたと思いますか?

中根
異動は常にあることで私たちも慣れてはいますが、すべての業務をマスターすることができず、もう少しこの場所で学びたい、経験を積みたいと思うこともあります。けれども、総合職はいろいろな仕事を経験することでバランスよく全体像を掴んでいくことが求められる職種。それに、仕事は一人でするものではありませんし、どの職場にも必ずその道のプロがいます。そのことに気づき、「自分ができなくてもチームとしてできればいい」と思えるようになってからは、いちいちくよくよしなくなりましたし、「個人が今すぐできないこと」を引きずらなくなりました。
塚田
業務の幅が広く、並行して進めなければならないことも多いので、タスク管理能力が身につきました。自動手荷物預け機の導入など、さまざまなプロジェクト活動を通して、ミッションを粘り強く遂行する力も鍛えられたと思います。
鳥谷部
当社が取り組んでいるボランティア活動の参加率を上げるため、昨年、オリジナルTシャツを作成したことがその一例なのですが、どんな物事に対しても、自分事として精力的に取り組むことができるようになったと思います。社内外の人たちを巻き込んで進める仕事が多いので、コミュニケーション能力も高まりました。
奥田
これまでの中で最も成長の手応えがあった業務は、日本航空空港本部に出向し、全国の空港と関わりながら各種のシステムを刷新するプロジェクトを推進したこと。その後、JALスカイの総務部でも、職場環境など、さまざまな観点から空港現場をサポートし、視野も広がったと感じています。

#06

挑戦してみたい仕事や今後の目標など、これからのキャリアについて今、考えていることを聞かせてください。

中根
空港での仕事を経験していく中で、空港の施設をより利便性の高いもの、過ごしやすい環境にしたいと感じるようになりました。チェックインシステムや預け手荷物の受託など、各所で電子化・セルフ化が進められていますが、ストレスを感じる不便さやわかりにくさをもっと細かく分析し、お客さまだけでなく、働く人たちにとっても利用しやすい空港を作っていきたいと考えています。
塚田
やはり海外の空港で働きたいですね。空港ハンドリングにおける統括的な管理能力を身につけ、空港のチームビルディングを高めるようなスキルも習得したいと思っています。
鳥谷部
やりたいことはいろいろありますが、いくつか具体的に挙げると、海外空港での渉外業務、国内外での渉外業務経験を生かしたラウンジやカウンターにおけるサービス企画、DXやオープンイノベーションを通じた働く環境の改革などに取り組んでみたいと思っています。リスキリングのため、どこかのタイミングで留学もしくは大学院への進学も検討しています。そうした経験や学びを生かして、将来的には成田空港の支店長になれたらいいなと思っています。
奥田
旅客ハンドリングにおいても会社制度においても、働きやすい環境を作ることをめざし、マネジメント面でサポートしていきたいと思っています。機会があれば、新規路線就航に関わってみたいですね。