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仕事とキャリア

飛行計画を立て、
実際の飛行を支援する
すべては安全運航のため

山本 Yamamoto

日本航空(株)オペレーションコントロール部
2016年入社
文学部卒

入社動機

学生時代に学んでいた英語が生かせること、国内外のさまざまな場所で勤務できることがJALスカイに興味を持った最初のきっかけです。企業研究を進める中で、ステーションオペレーションという業務を知り、私も安全運航のためにチームで一丸となる楽しさや難しさを味わってみたいと思い、ここで働こうと決めました。

現在の仕事内容

現在は、航空機運航管理者の指示のもと、飛行ルートや搭載燃料を記載する飛行計画書の作成や、無線通信を使って地上や上空にいる飛行機に天気などの諸情報を伝える飛行支援業務を行っています。飛行計画書の作成は国内線を担当しており、多い日で1日約300便。それを航空機運航管理者2名を含む計6名のメンバーで分担しています。

キャリアステップ

1年目

羽田事業所空港オペレーション 旅客サービス 国内部
羽田空港国内線のグランドスタッフにとって、欠航対応は日常的な業務の一つで、私も数えきれないほどの欠航対応を経験しました。1年目のある日、雪の影響で新千歳空港行きの飛行機が欠航になってしまったことをお客さまにお伝えしたところ、ショックで泣かれてしまったことがありました。私たちにとっては繰り返し運航している何百便の中の1便であっても、お客さまにとってはたった1つの便であり、対応の難しさを痛感しました。

2年目

グランドスタッフ時代にはたくさんのお叱りやお褒めの言葉をいただきました。今でもよく覚えているのは、ある年のお正月、カウンターにいらした外国籍のお客さまから、「今日は熱があって飛行機に乗れないが、どうしても◯日までに香港に帰りたい。何とかならないか」とご相談を受けたことです。乗継地までの国内線チケットは当社の便でしたが、香港行きのチケットは当社の便ではなかったため、他社の予約デスクに連絡するなど、調整に苦慮しましたが、何とかご希望の日までに香港に辿り着けるチケットを手配することができました。後日、感謝のお手紙をいただき、この仕事のやりがいを感じるとともに、お客さま目線に立って仕事をすることの大切さにも改めて気づくことができました。

5年目

成田事業所空港オペレーション ステーションオペレーション
ステーションオペレーション業務担当として、飛行機と管制のやり取りを監視していた際、管制の指示を聞いていると、到着した他社便が滑走路上で動けなくなっていることがわかりました。滑走路はすぐに閉鎖され、離陸にも着陸にも使えなくなりました。成田空港には2本の滑走路があり、1本が閉鎖されると残りの1本にすべての便が集中し、結果、到着や出発の遅れを引き起こします。滑走路の再開の見込みはいつになるのか、どの程度の便に影響するのか、着陸後の駐機場に変更はないかなど、仲間と協力し合いながら可能な限り情報を収集し、必要な情報を飛行機に伝達しました。イレギュラーな事態を完全に避けることはできませんが、そのようなときほど皆で協力し、一丸となって乗り越えることが大切で、それが私たちの使命であり、やりがいだと思っています。

9年目

日本航空(株)オペレーションコントロール部(出向)
現在は空港を離れ、日本航空で飛行計画書の作成などの業務を行っています。守らなければならない規定に沿って粛々と進めていく仕事で、なぜこんな細かい規定があるのだろう?と疑問に思うことも多々あります。そんなときは、自分で調べたり、上司に質問して規定ができた背景を知るようにしています。規定ができた理由がわかれば、「飛行機にこの情報を伝えるときにこの情報も付け加えたら、もっとわかりやすいだろうな」などと考えられるようになりますし、自分自身の理解もより一層深まります。

今後の目標

地方空港や海外空港での勤務を経験してみたいと思っています。地方や海外はスタッフの数が少ないため、お客さまとの距離も近く、貨物や整備などのスタッフと連携して仕事をすることも多いと聞きます。旅客サービスとステーションオペレーションの両方を担当するなど、一人ひとりが担う業務の幅も広く、羽田や成田ではできない経験や学びが得られることを期待しています。

学生へのメッセージ

航空業界には皆さんの見えないところで空の安全を守っている人がたくさんいます。当社のグローバルフィールドコースでは、さまざまな業務を通して、1つの便がどのように運航されているか、肌で感じることができます。まずは、いろいろなことに興味を持ち、視野を広げて自分のやりたいことをじっくり考えてみてください。

プライベート

普段の休日は本を読んだりして家でゆっくり過ごしています。連休が取れたら旅行に行きますね。

とある一日のスケジュール

7:45

出社

メールチェック、天気や運航状況の確認など

8:15

引継

夜勤担当者から夜間のイレギュラーや注意事項などの引継

8:20

通常業務

運航支援業務や飛行計画書の作成など

12:00

昼休憩

持参したお弁当を食べて昼休憩

13:00

通常業務

運航支援業務や飛行計画書の作成など

16:00

引継

夜勤担当者へフライトの状況や注意事項などの引継

16:20

全体ブリーフィング

航空機運航管理者などのグループメンバーと情報共有

16:45

退社